社内外で学びの機会がある職場環境
土木部 公共関連技術室 / 2007年入社
技術研究所を持つ建設コンサルタント
私は東京の総合建設コンサルタント勤務時代に河川・流域に関わる研究所に出向していました。故郷である北海道に戻った際も引き続き研究業に携わりたいと考えて情報収集をしていたところ、技術研究所を持つ北電総合設計のことを知りました。建設コンサルタントの中でも、研究所を持つ企業は限られています。また、当時は業界的にも不況が続いていて、北海道電力のグループ企業ゆえの受注の安定性も決め手となり、およそ6年間の東京勤務を経て、北電総合設計に転職しました。
官公庁のプロポーザル案件を担当
技術研究所に在籍していた私は入社7年目で社会人博士課程に進学し、博士号を取得するなど成長の機会をいただきました。土木部への異動後は、公共開発関連技術室として主に河川や道路等のインフラ整備に関わる官公庁の仕事を担当。プロポーザル方式のため他部署と連携しながら選定を目標に技術提案書を作成しています。また、セクションマネージャーとして全体の動きを把握しつつ、課題に対して科学的根拠を持って説明するための解析業務も担当。課題解決に向けて発注者の方とイメージを共有できた際の手応えは、コンサル業務の面白さを実感する瞬間です。
学びを深めるたびに広がる世界
社会人博士課程への進学、災害対応や研究業務、技術や知識を海外に伝える技術協力や、学会への参加や発表のための海外出張経験など、北電総合設計は社内外で学びの機会を得ることができる会社です。また、博士号を取得したことで様々な分野で活躍する人々との繋がりも生まれ、学びを深めるごとに、自身の世界が広がるのを感じています。技術者としては40代までに技術士の資格を取ることは必須だと思っています。私自身、仕事が主担当となる年齢での資格勉強には苦労したので、若い頃から将来の仕事や働き方などのビジョンを明確にしたキャリア設計を意識していくことが大切です。
様々なチャレンジが可能な環境
インフラ整備は決して簡単な仕事ではなく、海外では尊敬される業種です。また、北電総合設計は北海道電力のグループ会社ということで基盤も安定していて、同業他社と比較すると仕事の自由度も高い方だと思います。希望すれば様々なチャレンジが可能な環境です。学生さんの中には、早々に勉強を切り上げて就職活動に専念される方もいます。けれど、せっかくの学生生活なのでギリギリまで研究に打ち込んだり、バイトやサークル活動を通してでも専門知識や得意分野を磨いてほしいです。そうして身につけたものは、就職活動時の自己PRにもつながりますし、社会に出たときにも必ず生きてくると思います。