カーボンニュートラルの実現に向けた業務
エネルギー部 カーボンソリューション室 / 2018年入社
エネルギー事業の最前線での仕事
「2050年カーボンニュートラル」の実現には、私たちの暮らしに直結するエネルギーについて理解を深めることが大切です。大学時代に、建築とエネルギーについて学んでいた私は、脱炭素に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。北電総合設計は、北海道電力のグループ企業の建設コンサルタント。安定した基盤を持つ企業としての信頼感、そしてエネルギー事業の最前線であることに大きな魅力を感じ、入社を決意しました。
地球環境に配慮したエネルギーの提案]
カーボンソリューション室の仕事は、地球環境に配慮したエネルギーの提案がメイン。私は主にJ-クレジット制度のソフト面の支援や、地方公共団体実行計画の策定支援を担当しています。J-クレジット制度とは、エネルギーに関連する環境価値のひとつで、省エネルギー機器の導入や森林系などの取り組みによる、CO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証するものです。J-クレジットの発行には経営計画書の作成など様々な手続きが必要で、私は事業者に対してJ-クレジット制度の登録から認証までの支援を行なっています。地方公共団体実行計画というのは、脱炭素に向けた各自治体のエネルギービジョンを策定するためのアドバイスなどを行う業務です。道内各地の自治体に出向き、打ち合わせをしながら進めていくやりがいのある仕事です。
建築、熱、電気など専門知識が必要
J-クレジットや地方公共団体実行計画以外にも、低炭素機器の導入に関わる補助金申請支援、省エネルギー全般の診断や検討と設計、再生可能エネルギー利用の調査・設計、「ZEBプランナー」としての建物のZEB化コンサルティングなど、カーボンソリューション室の仕事は多岐に渡り、私も実際に携わっています。カーボンニュートラル関連業務には、建築、熱、電気といった幅広い知識が必要です。入社6年目を迎え、こうした専門知識も上司や先輩の助言を得ながら少しずつ身につき、仕事に自信がついてきました。
技術力の連携・相互補完で取り組む
「2050年カーボンニュートラル」の実現は、私たちの暮らしや経済活動に大きく関わるもので、企業や行政が連携して取り組むことが重要です。再生可能エネルギーの導入に関する検討・設計など、民間企業や官公庁からの依頼に対して、それぞれの分野に高い技術力を持つ部署が連携を図り、互いに補完しながら応えることができるのは、北電総合設計の大きな強み。私自身もそうでしたが、環境問題に対して関心のある学生にとっては、とてもやりがいのある会社だと思います。