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インタビュー file.11 北電総合設計株式会社
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工事と向き合い、自然を直接守る環境調査

環境部 環境技術室 / 2017年入社

一度は諦めた生物に関わる仕事

静岡県の港町で生まれ育った私にとって、海はとても身近な存在。子どもの頃から海で遊び、やがて海洋生物に興味を抱くようになりました。大学では海洋学を専攻し、卒業後は水族館や動物園での就職を希望しましたが、募集が少なく断念。最初の就職は海洋生物とは関係のない仕事でした。その後、都合により北海道に移り住んだ私は、一度は諦めた「生物に関わる仕事」にもう一度挑戦したいと考えて一念発起。水族館や動物園にこだわらずに情報収集をしていたところ、北電総合設計に出会うことができました。また、ライフステージをサポートする福利厚生が充実していることも決め手になりました。

春夏秋冬に渡る動植物の調査

私の仕事は地熱発電所や水力発電所などの実施箇所における環境調査です。事業範囲内に生息する動植物、種の保存方法や希少生物の有無、水質や騒音といった環境影響について現地を歩きながら調査し、場合によっては植物の保全対策や移植、事業範囲の変更を提案することもあります。春にしか咲かない花、秋に遡上するサケなど、動植物は春夏秋冬、行動も顔ぶれも変化するため調査は1年間に及びます。調査対象は山の中が多いため、山の動植物の面白さに魅せられ、プライベートでも双眼鏡とカメラを購入し、鳥を観察するなど、転職したことで興味の幅が広がりました。

自然と折り合いをつける仕事

インフラ整備は人間の生活に欠かせないものです。私たちの仕事は、発電所の設置や、河川工事など、必要不可欠なプロジェクトと向き合いながら、自然と折り合いをつけていくことだと思っています。ある河川工事の現場で、重機が入る予定の川底が調査によってサケの産卵場所であることが判明しました。私たちは検討の末に掘削予定の川底に産卵防止ネットを張り、重機が入る手前で産卵を促すことを提案。事業者にも採用していただき、無事、サケの卵を守ることができました。このような動植物の保全方法の提案を通して、インフラ整備と共存しながら、「自然を直接守っている」という実感とやりがいを感じることができています。

視野を広げた就職活動を

私は最初の就職活動で水族館や動物園にこだわったため、本来の希望だった「生物に関わる仕事」を断念してしまいました。そして今、視野を広げたことで、自分の希望通りの仕事に携わることができています。学生の皆さんも場合によっては少し広い目で就職先を検討すると良いのではないでしょうか。また、希望職種に必要な資格の取得をしておくことも大切です。私は水族館を希望していたことから、学芸員や潜水士の資格を取得していて、その知識や技能は現在の仕事でもしっかりと生きています。自分の希望職種に必要な資格を学生時代に取得しておくことも良いと思います。