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インタビュー file.06 北電総合設計株式会社
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学生時代に学んだことを、生かすことができる仕事

施設保全部 保全技術室 / 原子力部 地圏技術室 / 2019年入社

安定受注が大きな魅力のひとつ

大学で水理学を学んでいた私は、官公庁、ゼネコン、建設コンサルタントといった土木系の職種を中心に就職先を検討していました。研究が好きだったこと、身体よりも頭を使う仕事に憧れていたことから、施工のゼネコンよりも、設計の建設コンサルタントが自分の性に合っているのではないかと考えました。就職活動を進める中で、もっとも惹かれたのが北海道電力のグループ企業である北電総合設計です。北海道電力からの受注割合が多く、同業他社に比べて安定しているという話を聞き、大きな魅力を感じました。

大津波を想定したシミュレーション解析

入社以来、原子力部に所属していましたが、昨年から施設保全部も兼務になりました。原子力部での私の仕事は、港湾施設の土木構造物における津波解析の取りまとめや水理学計算です。これは、想定されるもっとも大きな津波が到達した際も設備に影響がないことをシミュレーション解析等を通して示していくもので、協力会社と共に解析結果を資料化し、検討を重ねています。施設保全部では変電所の電気設備を設置するためのコンクリート基礎の設計を担当。橋のような大規模な構造物とは異なり、自身で設計したものが比較的早い期間で完成するので、とてもやりがいを感じています。

建設現場の迫力にモチベーションが向上

原子力部では長期にわたり一つの業務を行なっていて、入社時に比べて仕事の全体像が掴めてきた手応えを感じています。一方、施設保全部は一つの業務が短いスパンで始まりから完成を迎えます。建設中の現場は迫力があり、モチベーションも上がります。少しずつですが、図面を起こすスピードもあがってきました。また、着手書類や承認書の扱いなど初めて扱う書類も多く、同じ会社の中でも部署が異なれば仕事の携わり方も大きく変わるのでとても新鮮です。

苦手を無くすよりも、得意を伸ばす

原子力部は比較的年齢層が若く、連帯感のある部署です。一方、施設保全部はベテラン勢が多く、部下を気にかけてくれる優しい上司ばかりです。私も後輩の様子に目を配り、声をかけてあげられるような先輩でありたいと思っています。また、技術士の資格も早い段階で取得できるよう勉強をしていきたいです。建設コンサルタントでの仕事は、学生時代に学んできたことを生かす場面が多々あります。原子力部では、学生時代に学んだ水理学が少なからず生きていると実感しています。この仕事に少しでも関心があるならば、興味のある分野や研究内容の知識を蓄えておいて損はありません。苦手を無くすよりも、得意を伸ばす方が、実際の現場ではきっと役に立ちます。