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インタビュー file.07 北電総合設計株式会社
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大規模プロジェクトの一端を担う責任と緊張感

原子力部 耐震技術室 / 2010年入社

北海道に腰を据えて働く

私が中学生の頃、世の中はちょうど就職難。将来を考えて、就職率の高い土木系の高専に進学を決めました。土木を学ぶことが苦ではなかった私は、大学でもそのまま土木を専攻。暮らし慣れた北海道を離れたくなかったことや、現場よりもデスクワークの方が向いていると思っていたことから、ゼネコンではなく、建設コンサルタントを選びました。北電総合設計は大学の恩師からの紹介で、道外・道内の転勤がほとんどなく札幌に拠点を据えやすいこと、卒業生が在籍していたことに心強さを感じて入社を決めました。

大規模なプロジェクトに関わる緊張感

入社以来土木部に所属していた私は、4年前に原子力部へと異動しました。 都市部から離れた場所に建つ発電所は、崖等を切り拓いて建設されています。私の仕事は、そうした発電所の背後にある崖等が地震で崩れないか否かなど、地盤・斜面の安定性の評価を行うことです。安定性評価のためには、岩盤の硬さなどに伴う詳細な解析が必要です。土木部時代は自ら解析業務を行なっていましたが、原子力部では解析のために情報を整理し、地質断面図などを作成することが主な業務で、大手ゼネコンも関わる大規模な業務のため、非常に緊張感のある仕事です。

建設コンサルタントの醍醐味を実感した現場

もっとも思い出深い現場は、土木部時代に経験した石狩湾新港発電所の新設工事です。現場におよそ5年間常駐し、機器や電気を格納する設備、電気のケーブルを通すカルパート、タンクの基礎など、発電所に関わるパーツごとの設計を数多く経験することができました。現場常駐だったので、自分が設計したものが翌月には形になっているのを直接目で見ることもでき、建設コンサルタントの仕事の醍醐味を感じる現場でした。一方、原子力部の仕事は関係各所と連携を図りながら長期間に渡って進めていくので、大規模な業務の一端に携わっているという、やりがいと責任を感じています。

若手が活躍する職場

建設コンサルタントと聞くと、休みなく働き詰めのイメージを抱かれる方も少なくありません。北電総合設計は働き方も整備されていて、忙しい日々ではありますが、土曜日曜はしっかり休めています。また、ここ数年新卒採用が増えていることもあり、社内では20代の若手社員が多く活躍しています。若手社員同士が刺激し合ったり、助け合って仕事を進めている様子は、同期がいなかった私にとって少し羨ましくもあり、頼もしさを感じます。直接業務で関わらないにしても、社内に仲間がいるというのは心強いものです。